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投入堂へのツーリングはずっと行きたかったのだが体力があやしかったのでいつもお流れになっていた。しかし先月、大台ヶ原ツーリングにて原生林を歩けたのでちょっと自信がついたかも。グズグズしていたおかげで投入堂の改修工事も終わっている様子。投入堂へは木の根っこを伝って崖をよじ登らなければならないが体力を使い果たしたとしても温泉と豪華料理があるじゃないか。連休だし世界遺産になる前にちょっと行ってみよーう。
2008年09月13~15日
斉木別館到着 19:35
到着早々、旅館の夕食となりました。
仕事が終わってから三朝方面へ向かったので時間にあまり余裕が無く、普段のツーリングとは違って高速で直行することに。ルートは中国自動車道から米子自動車道に乗り換え、湯原I.C.で降りてR313を北上する。途中S.A.には寄ったが、やっぱ道の駅の方が面白いなー。
もうすぐゴールだったが一応、道の駅三朝・楽市楽座にも寄ってみた。しかし既に辺りは暗く、今回のツーリングでは右の写真が1枚目となった。
お部屋で頂いた斉木別館の和食コース1日目。写真は前菜だが、この後もどんどん料理が運ばれてくる。
和食コースの一部。この日のお刺身は甘エビ、マグロ、タイ、ホタテ。
部屋は広く、数も多い。無料のマッサージチェアも備え付けらていてこれを利用しない手はない。
別室の準和風モダンな部屋。終始ここが一番落ち着けた。
準和風モダンな部屋からの朝の眺め。いよいよこんな感じの所を登るのかとか、いろいろと妄想してしまった。
投入堂遥拝所 09:57
まずは投入堂が見れるという望遠鏡の所(投入堂遥拝所)へ行ってみる。ホテルからはあっという間に到着し、時間にしてバイクで10~15分程度。屋根付の望遠鏡から覗くと投入堂が見えた。この望遠鏡は有名らしく、屋根も付いていて無料なのがうれしい。ありがたや。ありがたや。
250mmのズームで撮ったのが右の写真。それでもまだまだ小さくしか写らない。
望遠鏡の所から250mmのズームで投入堂を撮影。相当登らないと辿り着けないことがうかがえる。
投入堂登山
投入堂へのゆるい方の階段
こちらはゆるい方の階段で、勾配が急な方の階段もある。
参詣者受付案内所を過ぎた先にも茶屋がある
茶屋ではジュースやお団子などが売っている。
茶屋で売られていたわらじ
昔ながらのわらじをあなどることなかれ。何とナイキより滑らない。
輪光院で登山の無事を祈願
輪光院でカチカチと音を鳴らしてお祈り。
入山の記帳をし、輪袈裟をかければいよいよだ
神様に失礼がないようにと龍と虎のTシャツを着用。意味不?
宿入橋を渡って間もなくのかずら坂
写真では分かりにくいが、かずら坂は垂直に近い登りで、道と言うより正に修験道。
崖のような登りはまだまだ続く
もうすぐゴールかと思いきやここは文殊堂の下。目的地はまだまだ遠い。
文殊堂下でくさり坂の順番待ち
文殊堂下のくさり坂は一人ずつなので順番待の渋滞発生。鎖を頼るか岩を信じるか迷いが生じている様子。
文殊堂横のくさり坂
木の根や岩も掴むのでイボイボ状のゴム付き軍手があれば理想的。
消防防災航空センターのヘリコプターが突然登場
突然登場したので何かあったのかと思ってしまったが見守られていると思えばちょっと安心かも。機体はベル412。
文殊堂の縁側スタート地点
文殊堂の縁側を周ってみることに。ここはスタート地点の1辺目。
文殊堂の縁側第2辺目
気は抜けないものの2辺目ぐらいは何とか行けるが絶叫系の絶景。この勢いで一回りしようかと思ったら…。
文殊堂の崖側
人がいて「すれ違えない」と思った瞬間足がすくんだ。一番崖側の縁側は絶叫絶景の最前線。写真では分かりにくいが雨水が溜まらないようにと縁側が崖側にいくにつれて下向に傾斜しているのでスリルは満点。でも高所が苦手の人はやめておいた方が無難かも。
地蔵堂
文殊堂より割とひっそりとしている地蔵堂。
鐘桜堂
この重量級な鐘もどうやって運んだんだろう。つくと心地よい音が響き渡り、自分もありがたくつかせて頂いた。
観音堂
観音堂の裏側を回ると投入堂はもうすぐ(写真は帰りがけのもの)。
投入堂
一眼レフカメラをブラ下げていただけでも必死だったのに、こんなに長い角材や鐘を運び込むなんて昔の人々の偉業を再認識させられる、見れば見るほど不思議な投入堂。写真を見る限りでは飛び移れそう?な気もするが左上のスズメバチの巣と比較すると投入堂の大きさがうかがい知れる。
投入堂とスズメバチの巣
投入堂とスズメバチの巣を拡大。
三徳とうふ 300円
急な階段側にあった谷川天狗堂にて昼食。夕食をしっかり食べたかったので昼食は軽めにと思ったら豆腐がデカっ。けどウマー。わさび漬け醤油でいただきます。
とちもち入りの山菜うどん 700円
同じく谷川天狗堂にて山菜うどん。とちもちの天ぷらが入っていて餅好きにはたまらない一品。
名勝・史蹟 三徳山案内図(パンフレットより)
参詣者受付案内所でもらったパンフレットの名勝・史蹟 三徳山案内図。
三徳山三佛寺 投入堂
休日は多くの人で賑わうので、渋滞込みで入山から下山まで2時間半ぐらいを要した。午後になってからは団体さん達も登場し、難所のすれ違いも大変そうなので、できるなら午前中の入山の方がおすすめ。それにしても何なんだろう、この爽快な達成感と安堵感は。
投入堂参拝受付時間 :
8~15時(12~3月頃は積雪のため入山禁止)
入山志納金 :
投入堂参拝 600円(本堂までは400円、子供は半額)
その他注意事項(受付で靴などのチェックがある):
三徳山三佛寺投入堂
公式HP
斉木別館に無事帰還 14:38
今回のツーリングはのんびりしようと連泊にした。
旅館の中庭を見て回り、投入堂登山の疲れを館内の温泉で癒やし、更には部屋のマッサージチェアでも癒やされているといつの間にやら夕焼けになっていたのでとりあえずパチリ。この時は気が付かなかったのだが自宅のPCで写真を見てみると何とUFOらしきモノが…。投入堂の御利益なのか、日清焼きそばUFOを日頃食べ過ぎているのかは解明の手段がないが、これってホンモノ?
朝食も部屋食だが量もスゴイことになっていた。
斉木別館 公式HP
斉木別館からの夕日に思わぬUFO?が写ってしまった。ホントにUFO?興味のある人はどーぞ →
生データ(1.89M)
斉木別館の造り込まれた中庭を見て回るのも楽しみの一つ。
2日目の斉木別館和食コースもお部屋で頂く。この日のメインはカニ。質にも量にもウルサい御人も満足するはず。
この日のお刺身は鯛と平目の見事な薄造り。他に東伯牛も出てくるので十分お腹を満たしてくれる。
倉吉 白壁土蔵群 赤瓦 12:38
せっかくなので倉吉市らしい所にも寄ることにした。
あいにくの雨となってしまったがこの雨が昨日の投入堂登山に当たらなくて本当に良かった。観光バスも止めれるぐらいの大きめの駐車場にバイクを停め、小1時間もあれば回れてしまいそうな江戸や明治から続く昔ながらの風情を残す白壁土蔵の町を歩いてみた。
昼食はあまりお腹が空いてなかったので土蔵そばを目指したたがあいにく売り切れ。ニオイにつられてカレーにしたらお腹がいっぱいになりすぎて実は密かに目指していたしっぽまであんこが入っているというタイ焼き屋を素通りしてしまう羽目に。ちょっと心残りなまま帰路へと向かう。
完。
後で気が付いたのだがよく見ると梨が載せられていた。鳥取だけにイタズラがシャレてる。
白壁土蔵群のレトロな町並みを流れる玉川。ややアーチ状の小さな橋にも風情がある。
玉川に放流されている鯉の群れ。うち1匹はお食事中。今更ながら人面鯉を探してみたが見つからず。
くら用心の抜け道は中庭のようになっていて、玉川側とつながっている。
隠れメニューのオムカレーチーズ焼き730円とバーグのチーズ焼きカレー950円を頼んだ。スパイスは独特。
少しの時間で回れるので風情のあるレトロな町並みを一度訪れてみては。
打吹公園の羽衣池周辺は桜100選にランクインしている名勝地。シーズンオフだったのが残念。
「昔、此の山の近くに舞い降りた天女は、農夫に羽衣をかくされたが、農夫との間に設けた二人の子供から隠し場所を聞き、身にまとって山麓、神坂の井戸のほとりから天に舞い昇った。子供たちは悲しんで母、天女の為に山上で鉦を打ち、笛を吹いて慕い続けたと言う。このいわれから打吹山と呼ばれるようになった。」碑文より
打吹公園の大木。